8月13日(土)、14日(日)の2日間、千葉アートネットワーク・プロジェクト(千葉大学のWiCANプロジェクト)との連携企画「カフェkaiki(かいき)」を開催しました。
平成23年からスタートしたカフェkaikiは、リピーターの方も、初めてお越しなる方からも好評をいただいている毎年恒例の企画です。
今年もWiCANメンバーが、カフェで会話をしながら楽しく過ごしてもらえるような仕掛けや工夫のつまったコミュニティカフェとなりました。
テラスの奥に見えるカラフルな屋台はWiCANメンバー自作の「キッチン屋台」。
目的に合わせてサイズや機能に変化を持たせることができる優れもの、今回はカフェ仕様で登場しました。
飲み物はメンバー考案のギャラリー庭園になった夏みかんで作ったサイダーや夏みかんピールが人気でした。
恒例となったレトロなかき氷機ツェッペリン号は、動き出すと自然と周りに人が集まってきました。稲毛のお茶屋さん稲毛園の抹茶を使ったかき氷も講評でした。
今年はテラス前で新しい試みも見られました。お盆の暑い季節、少しでも涼しい気分になれるようにと、ギャラリーの井戸水を利用した「足水」と波の音を思い起こさせる小豆をつかった仕掛けも登場しました。足水は、予想以上に冷たく大人にも子供にも好評でした。
稲毛のおすすめスポットや記憶が蓄積された地図ノートも、今年はたくさんの来場者の皆さんに見ていただいたり、書き込んでいただいたり大活躍でした!
さらに今年は千葉大学総合安全衛生管理機構による「健康屋台」も登場しました。カフェに訪れた人も、思わず動脈硬化・肺年齢のチェックから健康相談まででき、よい機会になったのではないでしょうか。
日ごろお話する機会のない人と会話をしたり、空間を共にするのは、機会も少ないですし、意外と勇気のいるものです。
カフェkaikiは、普段できないコミュニケーションの機会を楽しく居心地のよい場にするために色々な工夫を重ねてきました。今年度もWiCANの皆さん、訪れてくださった皆さんのお陰で、とてもよい雰囲気で開催することができたと思います。また、次回もお楽しみに…。