10月1日(土)、15日(土)の2日間、千葉在住の漆芸作家・藤澤保子さんによる「ほっこりキッチングッズづくり」を開催しました。
木工にも造詣の深い藤澤保子さんを講師にお迎えし、自分の手や用途にあったオリジナルのキッチングッズを制作しました。
藤澤先生に持参いただいた材料。大方の形に加工してくださっています。真剣に選ぶ受講生の皆さん。
藤澤先生が電動工具の使い方を教えてくれている。
受講生も積極的に電動工具を使用。
ご主人の藤澤英昭先生もサポートで参加くださいました。
基本は切り出し刃と丸刃で削っていきます。
藤澤先生自作のキッチングッズ。機能と形の美しさが同時に備わったデザインがすばらしいです。
フィニッシュのグレープシードオイルを塗る様子。オイルの種類により、色合いもかなり異なりました。
やすりで磨いて表面を滑らかに。磨きやすいよい、やすりを木っ端に巻き付ける工夫を。
藤澤先生の息子さん(ご自身も鋳藤澤先生藤澤先生のご子息もサポートで駆けつけくださいました。ご自身も鋳金作品を制作されています。
もくもくと形を整えていく受講生。
藤澤先生自らもグラインダーで木を加工。
制作を進めていくと、切り出し刃一つをとっても、様々な大きさや形状のものが必要であることを実感できます。
一人ひとりの作業に合わせてアドバイスをされる藤澤先生。
仕上げには口に入れても害がない乾性油(しっかり乾く)グレープシードオイル、クルミオイルを準備いただきました。ちなみにオリーブオイルは不乾性油のため、いつまでもベタベタしてしまうそうです。
粗さの異なるやすり。
キッチングッズの材料は、日ごろから漆芸作品の制作のために藤澤先生が収集されてきた色々な木の材をご提供いただきました。
受講者の皆さんは、まず材料を選ぶところから始め、その後切り出し刃や丸刃で粗方削っていきます。必要に応じて、グラインダーや電ノコなどの電動工具を使用する場面もありました。目の粗さの異なるやすりで磨き、最後は口に入れても害のないグレープシードオイルかクルミ油を塗って完成です。
2日間と短い制作期間でしたが、先生の丁寧なアドバイスと受講者の皆さんの制作意欲で、素敵なスプーン、ターナー、サーバー用のスプーンなどが完成しました。
参加者の皆さんの作品の一部(その1)
参加者の作品の一部(その2)
こちら2017年度も企画ありますでしょうか、、?最近知り、とても興味をもちました。
ご連絡どうもありがとうございます。
こちらの「ほっこりキッチングッズづくり」は2017年度も10月14日(土)、28日(土)の13:30~15:30に予定しております。よろしければ当館まで直接お電話にてお問合せください。(TEL:043-248-8723)