「夜灯まつり」の開催に合わせ11月21日、写真家・佐藤信太郎さんを講師に迎えた写真講座「夜景を撮る」を開催しました。

佐藤信太郎さんは、稲毛区出身・在住の写真家で、都市の緻密な風景をとらえた作品で注目されている作家です。近年は建設中の東京スカイツリーとその周辺の街並みの変化を絵巻物のようにとらえた「東京|天空樹」で林忠彦賞を受賞されています。
佐藤さんは、街の夜景を撮り続けている写真家でもあります。非常階段から見える東京の裏の風景を捉えた「非常階段東京」や東京・大阪の猥雑な夜の街並みを撮影した初期の作品「夜光」などが、高く評価されています。
そんな佐藤さんを講師にお招きした「夜景を撮る」は今回で3回目。夜景の撮影では、どうしても長時間シャッターを開けることが多いため、受講生にはデジタル一眼レフカメラと三脚を持参いただきました。
まずは夜景撮影時のポイントを佐藤さんから解説いただき、その後「夜灯まつり」の会場となっている松林や商店街、浅間神社などをスタッフのガイドで回り、ロケーションハンティングを行いました。その後、受講生は各自気に入った撮影ポイントで撮影を行いました。毎年、講師の佐藤さんも会場を回り、一人一人カメラの前で、撮影中の写真を見ながらアドバイスをしてくださいます。実際に撮影してみて疑問点が浮かぶこともあるので、とても好評でした。また、今年はボランティアスタッフの佐藤華連さん(千葉在住の写真家)とテュルマー・シュテファンさん(元・稲毛在住の物理学者・写真家)のお二人のサポートもあり、受講生一人一人が満足いく写真を撮影することができました。
撮影後は受講生が撮影した写真の講評会を行い、佐藤さんからフォトショップによる画像のレタッチ方法もアドバイスいただきました。以下が受講生の皆さんの写真です。
こちらの講座は来年度も開催予定です。