梅雨の季節が近づき、蒸し暑い日が続いていますね。
5月23日、千葉市内に生息する生き物に詳しいライターの大島健夫さんによるギャラリー・いなげの庭園観察(4回目)が行われました。今回は、以前のブログ記事でも紹介した当館の池に生息するモクズガニとテナガエビの様子を、再度観察いただきました。
というのも、2014年1月、アオサギが庭園の池の周りをウロウロしているのが何度も発見されていたのです。
その後、鯉数匹が姿を消し、モクズガニも姿が見えなくなってしまったので、職員も池をよく知る来館者の方も皆心配をしていたのです。

大島さんによると、カニやエビは暗くなってから活発に動き出すとのことで、日暮れ時に観察スタート。
日があるうちは、テナガエビだけわずかに見られましたが、モクズガニの姿はなく…
しかし、日が落ちた頃…

ようやくモクズガニが岩陰から現れました!
少なったテナガエビも続々登場。

埋立前の稲毛海岸とのつながりも想像される貴重な生き物。
藻を一生懸命食べる姿を再び目にすることができ、ホッとするような庭園観察となりました。
※千葉市内の生き物についてもっと知りたいという方は、大島健夫さんの生き物ブログをご覧ください。
※ギャラリー庭園に生息するモクズガニについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
※ギャラリー庭園に生息するテナガエビについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
yuki