25年度後半の企画展報告

晴れていると上着がいらないくらい暖かくなってきましたね。

今回は、ギャラリー・いなげ25年度後半に開催した企画展のご報告です。

(25年度のイベントレポートは今回が最後となります。)

 

【千葉大学普遍教養展開科目「展示をつくるB」写真展「私たちの場所」/白井綾写真展「長崎の教会」】

千葉大学の学部横断型の授業の一つである「展示をつくるB」は、授業を通して、展覧会を企画・実現することの魅力を学ぶ実践的な授業です。

今年度は、写真家・白井綾さんを講師に迎え、写真をみること・撮ることを学び、実際に受講生たちが撮影した「場所」にまつわる写真展「私たちの場所」を当館で開催しました。

今回の「展示をつくるB」は、千葉大学の学生だけでなく、地域に住む一般の方や中学校の先生にも授業に参加いただきました。

以下は、写真展「私たちの場所」の会場風景です。

受講生それぞれが場所について考え撮影した写真はどれも、一般的に「きれい」と感じる写真とは異なる視点で風景をとらえていて、来場した方々からは多くの関心が寄せられました。

私たちの場所
通学路、団地、職場、自宅、渋谷、千葉県など、受講生それぞれの思いが垣間見られる写真が並びました。

私たちの場所2 私たちの場所3

 

また、「私たちの場所」展の会期中には、講師をつとめた白井綾さんの作品「長崎の教会」展も旧神谷伝兵衛稲毛別荘で開催しました。白井さんが温かな視点でとらえた長崎の教会の写真の数々が、同じころに建てられた神谷別邸に並びました。

長崎の教会2    長崎の教会

千葉大学の「展示をつくるB」は、26年度も白井綾さんを講師に迎え、秋から開講されます。

ご関心のある方は、千葉市民ギャラリー・いなげまでご連絡ください。

 

 

【橋本トモコ-白い光、落ちる闇-】

千葉出身の美術家・橋本トモコさんの個展を開催しました。

作品は、いずれも桜や椿、朝顔といった誰もが馴染みあるモチーフを、油絵を何層も重ねることで表現した奥深いものです。今回の展覧会では、これまでの植物のシリーズに加え、シリーズとしての公開は初となる「水」をモチーフにした作品も展示されました。

橋本トモコ展3
最後の部屋に広がる<どこへも帰らない-江戸川>。    低い位置に展示され、水面を見下ろすような感覚に。

橋本さんは、絵画の制作だけに留まらず、自ら会場構成を入念に考え、空間の特徴を生かした展示方法をとることでも知られています。今回も元アパートの生活感のあるギャラリーを最大限活かし、作品を展示されました。

橋本トモコ展
メインの展示室は椿の葉のパネルが舞う華やかな空間に。窓からの光も作品の一部のよう。
橋本トモコ展4
旧神谷伝兵衛稲毛別荘の和室床の間に展示された椿の作品。

 

完成度の高い油絵の技法にに刺激を受ける絵画サークルの方々、展示室を何度も行き来し作家がつくりあげた風景を味わう方、好きな作品をじっと見入る子どもたちなど、来館された方々からは様々な反応が得られる展覧会となりました。

 

yuki

 

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