ご無沙汰しております。6月も半ば、梅雨に入りましたね。
ギャラリー・いなげの庭園にはアジサイが咲き始めました。
今回は5月15日~20日開催の「第10回ファミリーの丘展」と5月29日~6月3日開催の「第1回稲彩会展」のレポートです。
■第10回ファミリーの丘展
千葉市の緑が丘公民館で油彩画を制作しているサークル「モネのパレット」と絵画教室「ビリジアン」の合同展です。今回はその中の1点をご紹介します。
中西さんの蓼科山と女神湖を油彩で描いた作品です。蓼科山は長野県の八ヶ岳連峰にある山の一つで、「諏訪富士」とも呼ばれる美しい円錐型をしています。紅葉の秋、赤や黄色に染まった山と女神湖に写る風景が優しく描かれていました。
■第1回稲彩会展
稲毛区役所となりの穴川コミュニティセンターで活動している水彩画サークル「稲彩会」の初めての展覧会です。今回はその内の一点、黒田さんの作品をご紹介します。
中山法華経寺の五重塔を水彩で描いた作品です。ある日、黒田さんは都内から京成線で帰宅途中、ふと中山駅で下車して気の向くままに法華経寺を散策したそうです。その時に撮影した写真を元に描いたのがこの作品です。長い年月を重ねて色あせた本堂と新しくきらびやかな五重塔の対比が印象深い作品でした。
yuki