桜がようやく満開に近づいてきましたね。千葉市民ギャラリー・いなげの庭園でも、枝垂れ桜がきれいに咲いています。
本日8日終了の展覧会「第8回稲毛水墨画展」のレポートをお送りします。
この展覧会を主催する稲毛水墨画同好会は、ギャラリー・いなげ近くの稲毛公民館で水墨画を描いているサークルで、もう30年以上続く会だそうです。
会場を一周してみると、日本の自然の風景を描いている作品や街頭の灯る街並みを描いている作品など様々で、型にとらわれず自由に描いている印象を受けました。
今回の多数ある作品の中から2点ご紹介します。
上の作品は会のメンバー・堀川さんが描いた中尊寺です。
水墨で描いたとは思えない細かい描写に驚かされます。
下絵などなく一発勝負で描くそうで、薄墨で風景の輪郭をとらえたのち、2~3日で完成させるそうです。
短期間で仕上げているとはとても思えない丁寧な作品だと感じました。
続いてこの会の講師を務める小板橋義明先生の桜を描いた作品です。
墨一色で描かれていますが、春爛漫なきらびやかな作品でした。
稲毛水墨画同好会は、毎月4回、稲毛公民館にて活動しています。
それでは今日はここで失礼します。
yuki