【夏の報告⑤】「市民スタジオ~記憶の美浜、そして 今 未来 」

台風が過ぎ、一気に涼しくなってきましたね。千葉市民ギャラリー・いなげの秋はもうすぐです。

今日は夏の報告最後、「市民スタジオ~記憶の美浜 そして、今 未来~」展を少しご紹介します。

 展覧会のタイトルにもある「美浜」は、現在の千葉市美浜区・稲毛区を指して付けられました。千葉市美浜区は昭和44年の稲毛海岸ニュータウン事業にともない、稲毛海岸を埋め立ててできた比較的新しい町です。今では、団地やマンションが立ち並び、たくさんの人がそこで暮らしています。この展覧会では、海岸が広がっていた頃から現在に至るまでの「美浜」の写真を市民の皆さんから集め、展示し、「美浜」を振り返ろうというものでした。この展覧会は、創造海岸アート祭実行委員会が企画したもので、当館も少し関わりましたので、ご紹介したいと思います。

 市民スタジオ/記憶の美浜、いま そして未来

これは展覧会当日の様子です。会場では時系列に写真が展示され、観ていくにつれて現在の稲毛区や美浜区に近づいていきます。

この写真は、現在でいう国道14号線の道路です。

$修工房/アーティスト加藤修の周辺領域

当時は海岸線の道だったため、海沿いの地形に合わせてクネクネと曲がっていたのですね。稲毛海岸は、遠浅の海だったため海水浴だけでなく、潮干狩りや海苔漁なども盛んでした。会場では、その当時の写真が数多く展示されました。

 これは現在の「美浜」の写真です。

写真の中には、埋め立て後につくられた人工海岸「いなげの浜」の写真もあります。(右から2列目、上から3段目)遠目で見ると波が打ち寄せているだけに見えますが、実はこれ、青柳という貝なのだそう。潮干狩りができた頃の稲毛海岸で取れていた青柳は、現在でも海が荒れた日の翌日にたくさん打ち寄せられるのだそうです。

会場では、千葉市稲毛区に古くから住む方々もいらっしゃっていて、写真からだけではわからない稲毛で過ごした思い出をお話してくれることもありました。この展覧会からは、教科書や歴史書では知ることのできない、個人個人の中にある稲毛や美浜の歴史の一部分が垣間見えたように思います。

yuki

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