「第2回デジカメ楽写」展と「NOBUKO 砂―SA―」展

毎日蒸し暑いですね。いよいよ夏本番、7月に入りました。

ギャラリーでは、現在2つの展覧会が開かれているので、一つずつご紹介します。

「第2回デジカメ楽写展」

デジカメ楽写は、千葉の朝日ヶ丘公民館で写真講座を受講された方々が、その後自主的に集まり活動しているサークルです。

第1展示室は皆さんで撮影会旅行にいった先で撮られた写真、第2展示室は個人で自由に撮影した写真が展示されています。 

上の写真は、デジカメ楽写の皆さんが山梨の塩山に行ったときに撮影した干し柿です。

この塩山の干し柿は、周辺に住む人たちがこの一か所に集めて干しているので数が尋常ではありません。

晴れた青空と無数のオレンジ色がとても印象的な写真でした。

続いての写真は小湊鉄道の写真です。

小湊鉄道は五井から大多喜方面に走るとても小さな路線です。

写真を撮る人たちにとって、木々や花々に囲まれたこの路線は隠れた人気スポットになっています。

この写真を撮影したときは、一両しかない小さな電車の乗客数よりも電車を撮る人たちの数の方が多かったそうです。

他にも色や構図が印象的な写真や興味深いエピソードを含む写真がたくさんあるので、ぜひ足をお運びください。

 

「NOBUKO 砂―SA-」

NOBUKOさんによる砂をテーマにした個展です。

上の写真のように、砂のような淡い灰色が印象的な作品が第3展示室内を埋めています。

日本画の顔料を使っているので自然な色合いが心地よいです。

写真に見える凹凸は顔料に混ぜた砂によるものです。

ある日、NOBUKOさんが砂丘に出かけたときに、砂丘の中に立つ自分の存在を強く感じたそうです。

それをきっかけに、今回「砂」というテーマで作品を新たに制作したのだそう。

個々の作品だけでなく、展示空間全体のじんわりとした雰囲気も味わい深いものでした。

 今回開催されている2つの展覧会は、壁面を一部はずして外の光を取り入れています。

 

2階から庭園を眺めると、いつもより贅沢な気分が味わえるかもしれません。

 どちらも明日、日曜日まで開催していますので、ぜひおこしくださいませ。

◆おまけ

長い長い記事を読んでいただいた皆さまにおまけ情報を一つ。

ギャラリーに来てくれた子供たち(ときどき大人)は、庭園の鯉にエサをあげることができます。

そのエサに今だけ限定で「おふ」が入っています。

いつもより大きなエサに向かって、ものすごい勢いで泳いでくる鯉が見られるでしょう。

エサをあげてみたい方は、受付で声をかけてください。

「おふ」のサービスはなくなり次第終了となります。

yuki

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