風が心地よく感じられる季節になってきましたね。
4月もあとわずかです。
突然ですが国立新美術館などの大規模な美術館では、3~4つの全く異なる展覧会が同時開催されているのをよく見かけます。
実は…ここギャラリー・いなげでも現在3つの展覧会が同時開催されています。
小さなギャラリーですが、2Fの第1展示室、第2展示室、1Fの制作室でそれぞれ一つずつ、そして明日29日からは第3展示室で4つ目の展覧会も始まります。
簡単にではありますが、現在開催されている3つの展覧会をご紹介します。
◆第31回手作り絵本展 ~絵本通り~
この展覧会は、千葉で手作りの絵本をつくり続けている自主サークル「手作り絵本の会」によるものです。会場では、絵本の原画展示の他、会の皆さんが作られた絵本をイスに座ってゆっくりと読むことができます。
日差しの入る明るい1F制作室を会場としているので、散歩の途中に親子で寄ってみるのもよいかもしれません。
◆第4回にとな会陶芸等作品展
こちらは、陶芸を中心に創作活動をおこなっている「にとな会」による展覧会です。
会場には大きな花瓶から小さなおちょこまで様々な陶芸が展示されています。
陶芸のほかにも水墨画や油絵、写真、盆栽などありとあらゆる作品が小さな部屋にひしめきあっています。
◆デジタルアート展
こちらは樋口博徳さんによる作品の個展です。パソコン上で絵を描き、キャンバス地に直接プリントしたものだそうで、どの作品もかなり大きなものです。
描かれているテーマは、夕日、ダンボールハウス、横断歩道、金魚など幅が広く、どの作品も不思議な世界観を持っていました。
そして、明日29日からは「傘寿記念作陶展」を2Fの第3展示室にて開催します。
いつもは静かで落ち着いたギャラリーですが、今週はお話や笑い声が絶えない明るい雰囲気が館内に漂っています。4つの展覧会が一度に見られるおトクな(?)機会ですので、稲毛にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。
◆4/30追記
昨日29日より「傘寿記念作陶展」が始まりました。
80歳まで公民館の陶芸教室で作品をつくりつづけていた方の個展です。
展覧会を開くのは初めてだそうで、「気づいたらこんなにつくっていたんだねぇ…。」とつぶやいておられました。
※今週は駐車場が大変混雑しているため、なるべく公共交通機関でお越しいたけるようご協力よろしくお願いいたします。
yuki