ゆかりの家の白雲木

ゆかりの家で芽を出した白雲木

ギャラリー・いなげに程近い千葉市ゆかりの家・いなげの庭には「白雲木」という木が立っています。
白雲木は、白い小花を鈴なりにつける姿が空にたなびく白雲にみえることからその名がつけられた小高木で、5月のはじめごろになるとかわいらしい花が霞のように咲きこぼれます。
この白雲木、かつては“禁廷木”と呼ばれ宮中にしか植えることができなかったのだとか。
なぜそのような貴重な木を千葉の稲毛で見ることができるのでしょうか?

千葉市ゆかりの家・いなげは、満州国のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟・溥傑とその妻・浩が成婚まもない昭和12年に半年ほど居を構えた建物です。
皇室と縁のある浩が溥傑と結婚し満州国に渡るとき、貞明皇太后が浩に「日中をつなぐ新しい命の花を咲かせるように」と贈ったものが白雲木の種子だったそうです。
本当であれば満州で花を咲かせるはずだったその種子は、動乱の続く中国に渡ることなく、浩の実家ですくすく育ち、その孫木が現在のゆかりの家にうつされてたのだそうです。

さて、このゆかりの家の白雲木ですが、昨日たくさんの芽が出てきました。(上の写真)
花が咲く5月初旬頃になると、甘い香りがあたりに漂うのだそうです。
今年はじめて目にする私は今からとても楽しみです。
皆さんも稲毛にお越しの際は、ぜひギャラリー・いなげやゆかりの家・いなげにお立ち寄りください。

yuki

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